膣カンジダ症

February 7, 2017

膣カンジダ症は、ある種の酵母が原因で発症し、女性がよく罹る膣感染症です。(最も一般的な酵母はカンジダ・アルビカンスですが、他のカンジダ種が原因となることもあります)。この酵母は通常ヒトの体内や体表に生息し、他のバクテリアとバランスを保って常在しています。何らかの理由でこの種の酵母が増殖すると発症します。4人に3人の女性が感染し、再発を繰り返す女性も多いようです。

 

 

 

<発症リスク>

  • 抗生物質による治療           

  • 妊娠

  • 経口避妊ピルの服用

  • 糖尿病

  • 肥満

  • 免疫系に支障がある、体調が優れない

<症状>

  • 膣の痒み、炎症、性交痛

  • コテージチーズの様な白色で粘液性の強いおりもの

  • 膣の周囲が赤くなり、腫れることもある

  • 排尿時のしみるような痛みや、焼けるような痛み

以上のような症状は、膣カンジダ症に限ったことではないので、自己診断で治療を始める前に、医師の検診を受けて下さい。

 

<診断>

処方箋なしで膣カンジダ症の治療薬は購入できるので、自分で対応している女性が多いようです。通常、膣カンジダ症の疑いがある場合、医師は膣の内診をし、カンジダ症であるかどうか、他の原因はないかどうか確認します。そして、膣の組織細胞を採取して病理検査をします。排尿時に痛みや焼けるような症状がある場合は、尿も病理検査します。

 

<治療のオプション>

  • 膣クリーム :クロトリマゾール(Canesten®), ブトコナゾール(Gynazole-1®), 

            ミコナゾール(Resolve Thrush®), ナイスタチ(NilstatVaginal®)

  • 膣錠(ペッサリ-):クロトリマゾール(Canesten®)

  • 経口抗真菌薬 : フルコナゾール(Diflucan One®). 妊婦、妊娠している可能性のある方は服用できません。

膣カンジダ症の治療オプションとして、ヨーグルトを膣内に挿入するというのがあります。しかし、治療効果は立証されていません。乳製品に含まれている乳酸菌は、膣内の乳酸菌とは全く違う種類なので、効果を出すほど長く膣内で生息することはできません。

パートナーの治療はあまりする必要はありませんが、再発を繰り返す女性のパートナーの場合は、治療を勧めます。

 

<再発>

再発を繰り返す女性には、経口抗真菌剤か6ヶ月間の膣錠(ペッサリー)を処方する必要性もあります。ゆったりとした服装や木綿の下着の着用、そして膣洗浄を避けることで、再発を予防できることもあります。

 

 

 

 

 

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