パップスミアテスト


By Dr Kevin Pedemont

パップスミアテスト(Pap smear test)とは、子宮頚がん早期発見のための検査です。子宮頚部の表皮細胞を採取し、将来ガン化す可能性がある細胞に変性がないかどうかを検査します。

検査は、小さなプラスチックのブラシで子宮頚部の細胞を採取し、ガラスのスライドに細胞を塗布します。他にも、特別な液体の中に細胞を入れて検査に出すこともあります。(この検査は、通常のパップスミアよりも料金が高く、Medicareでカバーされません)

バップスミアは、異細胞の初期の段階での発見を目的とした検査なので、もし異常があった場合は、婦人科医のもとでコルポスコピー検査(膣鏡診)をする必要があります。

検査を受けた方が良い女性

子宮頸がんの殆どは、性交渉によるヒト乳頭ウィルス(HPV)感染によって発症します。HPV は、性交渉経験のある女性の大多数が感染するほどありふれたウィルスで、殆どの場合、免疫機能によって自然に1-2年の間に排除されます。ただし、以下の事項に当てはまる女性は、パップスミア検査を受けて下さい。

-2年以上性交渉がある女性

-18歳以上で、性交渉経験のある女性

更年期の女性や、現在は性交渉が一切ないという女性も受けたほうがよいでしょう。

ただ、70才以上の女性で過去5年以内に2度の子宮頸がん検査結果が正常だった女性と、子宮全摘出をされた方は必要ありません。

どれ位の頻度で受ければいいか?

通常、子宮頸がんの細胞変性はゆっくり進行するので、2年毎でよいでしょう。変性細胞が検出された場合は、もっと短い期間内で再検査します。パップスミアはホームドクターのもとでできます。

検査結果は、

-問題がない場合は、陰性(Negative)と診断されます。

-細胞変性が所見された場合は、軽度ヒト乳頭ウィルス感染症(Low-grade change HPV Infection )と診断され、6-12ヶ月の間に再検査する必要があります。

-重度細胞変性(High-grade change)であれば、精密検査の必要があります。

-不充分な検体(Unsatisfactory of testing)というのは、採取された細胞が血液やバクテリア、或いは炎症などによって影響を受けていたり、細胞が小さすぎたりした場合で、検査に適切な細胞ではなかったということで、3ヶ月後に、再検査する必要があります。

子宮頸がんのリスクを減らすには?

-パップスミアを定期的にする。

-HPV(ヒト乳頭ウィルス)予防接種を受ける。

-禁煙する。喫煙は子宮頸がん発症のリスクを高めます。

女性にとっては、あまり受けたくない検査かもしれませんが、検査自体はすぐに終わります。大切な生命を守る為ですから、是非検査を受けて下さい。


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